経験とともお話していきたいと思います。私が会社を退職しようかなと考えだしたのは給料の問題もありましたが、会社に所属していると当然ながら利益を生まないといけません。どこまでお客様に対してしてあげれるかというのは会社である程度線引きがあります。赤字になってはいけませんしサービスでしてあげすぎても怒られます。
WEBディレクターをしていた私はお客様に提案しお見積りを出します。くだらない話もします。お客様にお店があれば伺うこともします。社員の方とも顔を合わせます。お店がうまくいっていないところもありました。うまくいっていないから問い合わせを頂くのですがWEBサイトの制作って決して安くはないですよね。なんとか捻出されて望みをかけるお客様も多いです。
何が言いたいかと言うと。私たちが納品した成果物で思ったより成果が出ないこともあるわけです。
商品が良くないのか、サイトが良くないのかは一旦置いておいて。成果が出ない時に何がしてあげれるか?
通常通りにいくと改善案を出しそれを実行していくのですが追加費用が必要です。
依頼された内容は納品となっていますので結果が出ても出なくてもこれ以上は作業は基本的に行いません。
成果が上がるまで改善していくというのは通常の契約ではできません。もちろん契約内容に盛り込まれていた場合は別ですが。
最初の費用を捻出するのにも大変なお客様からしたら「追加費用かかりますがここをこのようにしましょ~!」なんて無理ですよね。
でもこのままではどうしようもないので会社的には値引きにして受注をするわけです。
やっぱり人と人ですからなんとかしてあげたいと思うわけです。担当者である私はお客様から色々な情報を見聞きし信頼関係を構築しているんですよね。この人にリニューアルを任せよう!この人ならなんとかしてくる!この期待に応えたいですよね。でも会社には会社のやり方やルールがあります。そうゆうことがありいろいろと在職中に考えることが増えました。その結論は。
「自分だったら違うやり方で受けることができる」つまり「追加費用はけっこうなので成果でるまで一緒にやりましょう!」と。
当時はまだ20代後半だったので余計に熱くなっていたと私自身思います。
会社は冷たいなと。お金出してくれるところだけ相手するんだなと。そんなことを思いながら会社員していました。
長くなりましたが自分にやり方が合わないと思ったためだんだんと独立したい気持ちが芽生えてきました。
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