私の経験をもとに準備しておいたほうがいいことを紹介していきたいと思います。
しておいたら良かったことも記載しておきます。
その1 クレジットカードの発行
すでにクレジットカードは持っていると思うのですが、そうゆう方でも有効期限を一度チェックしましょう。独立してからクレジットカードを作ったらいいんじゃないの?と思われがちですが会社を辞めると社会的な信用はなくなりますのでクレジットカードの審査に落ちてします可能性があります。
そのためクレジットカードを持っていても有効期限が近い場合は新しいクレジットカードを発行しておくと安心です。
個人的にはVISA、マスターカードの2つのブランドを発行しておきました。JCBは日本ブランドなので持っておきたいのですが加盟店が少なかったりとするので私は現在使用していません。
事業用と個人消費用は当然分けておいた方が経理等も楽になるため、今まで使用しているカードを使用するのではなく新規で発行しておくことをオススメします。
その2 地方銀行の金融口座とネットバンキング開設
なぜメガバンクではなく地方銀行の口座をおすすめしているかというと親身になってくれるからです。私の場合は担当者の方が事業の事をヒアリングしてくれてお客様を紹介して頂いたこともありました。
商売されてる地域の銀行の口座を1つは持っていることが多いので、自分の住んでいる地域のお客様と繋いでもらえるのはとてもありがたかったです。そこで仕事がうまくいけば信頼関係が構築されまた次の仕事に繋がっていきます。そうゆうこともあるのでメガバンクだけではなく、地方の信用金庫、地方銀行の口座をオススメします。
地方金融機関は創業支援なども活発にされているので融資の際にもお手伝いしてくれます。お金を借りる事に抵抗があると思いますがいざという時にあると本当に助かります。私はコロナのゼロゼロ融資を利用しましたが精神的にも手元に資金があると心の支えになりました。金融機関の方と繋がっているとメリットは多いと感じています。
ネットバンキングに関してはお客様からの売上を入れる口座という位置づけではなく、オンラインのサービスを利用する時のために持っていました。やはり手軽に利用できるという点と手数料が安い、何回までなら手数料が無料!というネットバンクもありますね。
私は広告収入の受け取り口座をネットバンキングにしています。Googleアドセンスは日本の銀行口座に入れてくれますが一部の広告プラットフォームではドルで送金してくるところもあります。広告についてはまた違う記事にします。
その3 屋号を決めておく
これとても重要です。個人名でしていくこともいいですが、屋号をつける方が絶対オススメします。
デザイナーの方であれば「氏名+デザイン事務所」にするのもいいですね。野球選手で斎藤佑樹選手が自分の名前を使っています。
個人名でブランディングしていくのも手ですね。
私の場合はデザイナーではありませんので自分の想いを屋号にしました。個人名をネットに大きく展開することにも抵抗がありました。屋号をつけるとモチベーションが上がりますよ!
私の目標は最終的には法人成りでしたのでチーム名のようなイメージで付けました。屋号が決まったら進むべき道が見えやすくなります。名刺、サイト、封筒など作りたいものがたくさん出てきます。ワクワクして取り組むことが一番大切だと思います。
その4 信頼できる人には伝えておく
意思と目途が決まっていたら人に相談しておくと良いです。誰でもはお勧めしませんが自分と相性の良い信頼できる方には独立しようと思っていると言ってみるといいお話をしてもらえたりします。
私の場合は何人かの人に伝えていました。
- よくタッグを組んでいたデザイナーさん
- 気の合う広告代理店の営業さん
- 自分の事を認めてくれているクライアントさん
デザイナーさんに関しては独立後も依頼をしたいと思っていたので当然お伝えしておきました。
その方は外注さんなので会社を辞めたあとでも一緒に仕事ができると思っていたためです。
気の合う広告代理店の営業さんに関しては、仕事を頂ける可能性があるのでお伝えしました。年齢も私より上なので色々な経験をされているためとても勉強になりました。売上の意識を持てたのはその方のおかげです。月の売上80万円を目標にしました。80万×12か月で960万円です。960万となるとほぼ1000万円なので個人事業主の所得税が法人税より高くなるため「法人」を検討することになります。その方は法人になれるよう頑張りないという意味を込めて「80万は頑張らなきゃね」と言ってくれたんだと思います。
自分を認めてくれているクライアントさん。制作会社に勤めているとわかりますが一度担当者になると何かよほどのことがない限りずっと同じクライアントさんを担当することがあります。(満足して頂けていたらの話ですが。)長くお付き合いしていると自分の事も話せたりしますので独立する事も自然に知っていただくことが可能です。「もしやめてもうちのお店よろしくね」って言って頂けることが一番嬉しいですよね。独立した後も一緒に仕事できる可能性があるので可能な範囲で伝えておいたほうがいいです。
その5 独立してからかかる費用を計算しておく
しっかりとしてる方ならすでにできてると思いますが改めて考えておくことが大事です。独立してもすぐに仕事が増えるわけではないですし月によって売上も変動します。なので最低6ヶ月分くらいの出費と売上のシュミレーションは立てておくほうがいいです。
エクセルでもノートでもいいです。独立してからかかるであろう出費の項目を箇条書きでどんどん書いていきます。左側に出費を右側に売上の項目を書いていきます。こうすることによって危機管理ができます。現状を整理することがとても大事です。最初は出費のほうが多いと思いますが、預貯金の残高を確認して「半年後には黒字になるように頑張ろう!」という具体的な目標を立てることが大事です。独立してからかかる経費について参考になればと思いますのでリストアップしておきたいと思います。
- ドメイン取得、メールサーバー、サイト用サーバー費
ひと月あたり1000円~3000円程度 - ネット回線・電話回線費
自宅のネット回線がある方は一部経費で落とせます。 - 会計ソフト費
ひと月1000円程度 - 事務所費(自宅を使用する方は家事按分ができる)
- 印刷代(名刺や封筒)
名刺100枚1000円程度 - プリンター費もしくはネットプリント費
プリンター1万円~4万円 / ネットプリントだと白黒20円、カラー60円 - 営業費(交通費、打ち合わせで使用するカフェや飲食費)
コワーキングスペースや貸会議室もあります。 大体1時間500円~1日2000円 月1万円~の月利用プランもあります。 - ソフト費(アドビクラウドなど)
アドビクリエイティブクラウドは月7780円~ 1つだけ選ぶプランもあります。月3280円
CANVA(キャンバ)プロ版は月980円 - 消耗品(プリント用紙、文房具など)
- 郵送費(請求書の切手代や商品発送費)
A4封筒を角2で送って1通110円 原紙を郵送してと言われるクライアント様も多いです。
今回は5つの準備を紹介しました!
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